APEC、中国の経済改革の成果を評価


 APEC・アジア太平洋経済協力会議がこのほど発表した報告書は、「中国は経済改革の中で、各方面からの困難を克服し、著しい成果を上げた」と称賛しています。

 APECはこのほどチリで貿易相会議を開いたが、席上にシンガポール国際事務研究所に委託して作成した報告を提出しました。この報告は、「中国が政治、経済、社会の挑戦をうまく処理しなければならない状況の中で、その経済改革は依然として著しい成果を上げた。それと同時にWTO・世界貿易機関の義務を履行し、特に関税の低下、段階的な非関税取り消し、及びサービス業界の自由化などの面でも良い成果を上げた」と述べています。

 伝えられるところによりますと、中国及びそのほかのAPECの発展途上国メンバーは「2020年前までに、貿易や投資の規制を取り消す」と承諾しましたが、中国はすでにすべての商品に対する関税を1994年の35%から現在の10%に下げたとのことです。

                               CRI 2004/6/7