北京で最も高いビルとなる「銀泰センター」（高さ249.9メートル）の、メインタワーの建設工事が4日に始まり、鉄筋構造の第1段階の組立てが完了した。

　銀泰センターは中央商務区（CBD）の中心部分に建設され、北は長安街に面し、東は三環路に続く。国貿の立体交差橋の一角を占め、貿易センタービルである「国貿大厦」とは道路をはさんで向かい合っている。銀泰センターは落成後、名実ともに「北京で最も高いビル」となる。

　銀泰センターは2007年年初に完成する計画で、最も高いメインタワーは、高級マンションと五ツ星クラスを超えるホテルだ。他の2棟のビルは、インテリジェンス化が完備したオフィスビルと高級マンションとなる。このほか、ビジネス、会議、飲食、ヘルスケアなどの施設も備える。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「人民網日本語版」　2004年6月7日