アテネ五輪の聖火が8日、北京に到着する。聖火は万里の長城で公開された後、翌9日に聖火リレーで北京市内を巡回する。北京五輪組織委員会の蒋効愚副主席が7日、リレーのコースと走者を発表した。
世界的な歴史と文化を誇る古都としての風格と、近代化の進む大都市としての姿を存分に示せるよう、コースは入念に設定されている。リレーは人民大会堂の東門からスタートし、天壇、故宮、五輪会場建設地、清華大学、北京大学などを経て、頤和園に至る。崇文、朝陽、東城、西城、海淀の北京中心部の5区を貫く全長55.6キロのコースだ。沿道ではさまざまなイベントが行われるほか、夜には頤和園で祝賀パーティーも催される。
リレー走者は、各分野の労働模範、著名人、有名スポーツ選手、一般市民やスポーツ愛好家など148人で、さまざまな民族から選ばれた。第1走者は国際オリンピック委員会の于再清委員、最終走者は米プロバスケットボール(NBA)で活躍する姚明選手が務める。
「人民網日本語版」 2004年6月8日
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