メル友との交際 中高生の半数 哈爾浜の10校で調査


 このほど完成した黒龍江省哈爾浜(ハルビン)市の「中高生の思想道徳文化建設調査レポート」によると、インターネットで知り合った友達(メル友)と交際する中高生はすでに総数の55.9%を占める。異性と交際する中高生は頻繁に見られ、こうした「早熟な恋愛」への態度もますます寛容になっている。レポートによると、中高生の52.6%が「早熟な恋愛」に肯定的。2001年の同様の調査では、わずか21.6%だった。

 レポートによると、中高生のインターネット利用の割合はすでに77.5%に達し、2001年の調査データを30ポイント近く上回った。アンケートでは、「生活における情報収集の主要チャンネルは何か」という質問に「インターネット」と答えた割合は13.3%(2001年調査11%)、「性の健全な知識を得る主要な情報源は何か」の質問に「インターネット」と答えた割合は6.8%(同3.3%)、「余暇には何をして過ごすか」という質問に「インターネット」と答えた割合は21.2%(同14.1%)だった。また、学生の8.2%がポルノのウェブサイトを見たことがあるとはっきり答えている。

 今回、調査対象となった生徒のうち、男子生徒は約46%、女子生徒は約54%。年齢は11歳から19歳までの間で、ひとりっ子は87.6%を占める。

                         「人民網日本語版」 2004年6月9日