「紫禁城」の名で知られる北京市の故宮博物院は、2005年に開院80周年を迎える。記念の年に合わせ、故宮博物院はシンボルマークのデザインを一般から募集する。関係者が明らかにした。

　 故宮博物院事務室の責任者によると、今回募集するシンボルマークの選考基準は、「歴史とモダニズムの両方を感じさせる、斬新さ、シンプルさ、鮮やかさ、上品さを兼ね備えた作品。インパクトが強く、さまざまな場面や媒体に使用できるデザイン」。応募者はカラー・白黒の図案各1枚と電子データを出力した白黒図案1枚を含むA4サイズの図案3部（標準スケールと標準色の指定を明記）と、電子ファイルを書き込んだ光ディスクを提出する。また図案には、デザインとアイデアに関する書面の説明を添付する。

　締め切りは9月30日。採用されたデザインの作者には賞金8万元と、表彰状が発行される。

　　　　　　　　　　　　　　　　　「人民網日本語版」　2004年6月11日