50%の世帯がインターネットを利用・北京市


 IT(情報技術)市場調査機構が北京で行った調査で、2004年第1四半期現在、47%の世帯がインターネットを利用していることが分かった。うち8大市街区(東城・西城・宣武・崇文・海淀・石景山・豊台・朝陽)で62%、その他の区・県では平均21.9%。

 アクセス方法はブロードバンドが63.9%を占めている。コミュニティーでは26.8%に達し、うちADSLが34.3%、ISDNは2.8%。ダイヤルアップは35.7%だった。

 接続時間を見ると、月に平均27時間。うち8大市街区は37.4時間、その他の区・県では9.4時間。接続費用は月平均38.6元で、同51.1元に同17.6元。月間接続費用総額は1万6116元で、同1万3373元に同2743元。

 アクセス目的はニュース閲覧が38.4%でトップを占め、次いでチャットが22.9%、ゲーム17.4%、映画・ソフトのダウンロード16%、ショッピング4.8%、外貨・株式の売買が3.6%。

 政府のWEBサイト閲覧率は平均17.9%だった。目的は政府関連情報の取得が11.1%、ネット相談3.4%、サイト検索3.4%、ネット申請0.8%の順。

                      「チャイナネット」 2004年6月14日