三峡ダムでの貯水が経済的、社会的効果を見せる


 長江三峡ダムでは去年6月から貯水が始まりましたが、早くもその経済的かつ社会的な効果が見られ、ダム地区の経済はいま持続可能な発展の道を歩んでいます。

 三峡ダムでの貯水が始まってこの一年来、8台の出力70万キロワットのユニットが相次いで稼動され、その発電量は223億キロワットアワーに達しました。また、流れが速いため危険にさらされていた長江の水上輸送条件も大いに改善され、現代的な埠頭も相次いで建設され、ダム地区の港の貨物輸送条件は改善されました。

 この一年来、三峡ダム地区から移転した86万人の生活は一応安定し、政府からの援助による関連産業はこの地区で発展し始め、移転した住民の生活も徐々によくなってきています。

                               CRI  2004/6/14