「中国西蔵文化保護発展協会」が北京で発足


  「中国西蔵(チベット)文化保護発展協会」の設立大会、および第1回会員大会が北京の人民大会堂で21日に開催され、全国人民代表大会常務委員会の熱地副委員長が、次のように祝辞を述べた。

 本協会の設立は、蔵族(チベット民族)の優れた伝統文化を適切に継承・保護し、「蔵族新文化」を強力に発展させ、西蔵文化の国内外との交流および協力を強化し、西蔵および西蔵文化への理解を深め、西蔵における「小康社会(いくらかゆとりのある社会)」の全面的建設を推進する上で、重要な現実的意義を持つ。非政府

 組織である本協会は、蔵学(チベット学)への造詣が深い学者、西蔵文化事業に熱意を持つ各界の成功者などから構成される。また、豊富な人材、高い代表性、柔軟なメカニズム、広範囲にわたる活動など、多くの優れた側面を備えており、西蔵文化事業を保護・発展させる上での重要な力である。

                       「人民網日本語版」 2004年6月22日