中国ズ帰県、端午の節句を世界文化遺産として検討


 中国古代の偉大な詩人、屈原のふるさとである、中国中部の湖北省のズ帰(シキ)県文化局は22日、ズ帰(シキ)県の端午の節句を、無形の世界文化遺産として申し込むことについて、湖北省文化庁に伺いを立てたことを明らかにしました。

 旧暦の5月5日は、中国古代の偉大な詩人屈原の殉国の日だといわれます。2千年来、屈原を記念するため、この日は端午の節句としてきました。

 毎年の端午の節句になりますと、中国人は、竜船を競い、チマキを食べ、いろんなイベントを通じて屈原を記念します。ズ帰(シキ)県は屈原の出生地で、端午の節句の歴史が中国でもっとも長いところでもあります。

                              CRI 2004/6/23