日立 深センにHDD生産拠点を建設へ


 日立グローバルストレージテクノロジーズの成瀬淳・最高経営責任者(CEO)は21日、広東省深セン市に投資額5億ドルのハードディスクドライブ(HDD)生産拠点を建設することを発表した。新生産拠点におけるHDDの生産量は年間7千万個、生産額は30億ドルと見込んでいる。

 成瀬CEOによると、新拠点の建設後は、同社が現在深センで進めている別の投資プロジェクト2項目との連携により、ハードディスク(HD)、磁気ヘッド、ドライブを含む産業チェーンを形成することが可能になる。管理コストの縮小や、製品の市場競争力の強化にも役立つとみられる。新生産拠点では、同社のHDD製品全体の約半分を生産する計画だ。

                     「人民網日本語版」 2004年6月23日