青島、わが国最大の家電製造基地に


 現在、山東省青島市で製造されているテレビ、冷蔵庫、洗濯機が全国総生産量の20%以上を占め、わが国最大の家電製造基地となっている。同市の于沖副市長によると、青島市は電子情報産業をこれからの基幹産業として重点的に発展させることを確定した。2003年における青島市の電子情報産業の売上収入は767億元で、14.6%増となり、30%増の25億元の利益を手に入れた。そのうちハイテク製品は業界全体の87.4%を占めている。わが国最大の家電生産基地として、ハイアール(海爾)、ハイセンス(海信)、オクマー(澳柯瑪)などのブランドメーカーがあり、ここで生産しているテレビ、冷蔵庫などの製品は中国ひいては世界市場でも重要な位置を占めている。2003年のハイアールグループの年間収入は806億元で、国内電子企業ベスト100のトップとなり、ハイセンスグループは221億元で6位となった。青島市は電子家電製品の世代更新と製造の面でも巨大な市場空間と広大な協力の分野を有している。

                       「チャイナネット」 2004/06/25