第3回北京6カ国協議、引き続き全体会議を開く


 第3回北京6カ国協議は24日引き続き釣魚台国賓館で全体会議を行った。中国や日本、ロシアの代表団は朝鮮半島の核問題を如何に解決するかについて、それぞれ各自の主張や構想を提出し、また各方面はこれらの具体的な解決案について討議を行った。

 中国代表団団長でもある外交部の王毅副部長はその発言で、朝鮮核問題に関する中国の原則的な主張及び第1段階の行動実施の構想を明らかにした。王毅副部長は、「第3回協議のスタートは平穏かつ良好なものである」と評価し、更に「この協議プロセスを引き続き推進することは、国際社会の普遍的な願いであり、各方面の利益にも合致する。各方面が柔軟性を引き続き持ち、共同の認識を拡大し、意見の食い違いを縮め、実質問題の解決で第1歩を踏み出すため、この協議を推進するよう期待する」と強調した。

 また、当日の午後、中国外交部の章啓月スポークスマンは北京での記者会見で、「現在行われている朝鮮半島核問題に関する第3回北京6カ国協議は、朝鮮半島の非核化を如何に実現するか、及び非核化実施のための第1歩をどのようにして踏み出すべきかという2つの大きな議題を巡って討議を展開している。」と明らかにした。

                         「CRI」より 2004/06/25