小型自動車の中国への輸出、日本が再び1位に


 日本から中国への小型自動車の輸入台数が、4月と5月に大きく増えた。日本はドイツに代わり、中国への小型自動車の輸出台数第1位に返り咲いた。中国への小型自動車の輸出台数は、日本・ドイツ・韓国が上位3国を占め、シェアの85%を占めている。

 税関の統計によると、今年1〜5月、中国が日本から輸入した小型自動車は2万5097台(前年同期比29.8%減)で、輸入額は7億ドル(同14.9%減)。ドイツから輸入した小型自動車は1万8485台(同97.6%増)で輸入額は8億7千万ドル(同75.6%増)。輸入台数では、日本が全体の35%、ドイツが26%、韓国が24%を占めた。その他の輸入先は米国、チェコ、スウェーデン、英国など。

 輸入小型車には、乗用車、SUV(スポーツ用多目的車)、小型バスの3種類が含まれる。今年1〜5月に中国が輸入した完成車は、乗用車が5万2137台、SUVが1万3197台、小型バスが5365台。(編集SN)

                     「人民網日本語版」 2004年6月25日