章報道官、米上院の「香港の自由支持」決議を非難


 外交部の章啓月報道官は25日、米上院が「香港の自由を支持する」決議案を可決したことについて非難した。記者との一問一答は次の通り。

 ――米上院はブラウンバック上院議員が提案した「香港の自由を支持する」決議案を可決した。これについてどう論評するか。

 米上院が可決したいわゆる「香港の自由を支持する」決議案は、事実を顧みず、香港の事務を勝手気ままに論じている。これは中国の内政と香港特別行政区の事務への乱暴な干渉だ。中国はこれに断固反対する。

 香港の祖国復帰後、香港市民はいまだかつてなかった本当の民主的権利と自由を持った。香港の民主主義の発展は香港基本法の規定に照らして適切に進め、将来は最終的に基本法の定める目標を実現するのだ。

 全国人民代表大会常務委員会は香港の2007年の行政長官と2008年の立法会の選出方法の関連問題について決定を下した。完全に法に基いて職権を行使しているのだ。われわれは米議会による中国香港特別行政区の事務に対する乱暴な干渉に断固反対する。米側のいわれなき非難を決して受け入れない。

                     「人民網日本語版」 2004年6月28日