中日共同制作「新シルクロード」撮影開始


 中国中央電視台(CCTV)と日本放送協会(NHK)の共同制作によるテレビドキュメンタリー「新シルクロード」がこのほど新彊ウイグル自治区で撮影を開始した。25年前の中日共同制作「シルクロード」はかつて中国のドキュメンタリー番組史上、大きな影響を生んだ。25年がたち、このいにしえのキャラバンの道における歴史的発見や学術論争、さらに地元の人々の暮らしぶりには大きな変化がある。「新シルクロード」は新しい学術成果に基づき、和田(ホータン)、吐魯番(トルファン)、楼蘭、喀什(カシュガル)、敦煌、黒水城(カラホト)、西安など典型的な変化のある場所で入念に撮影し、現地の人文地理や歴史文化を深く探求する。「新シルクロード」は2年間で完成すると予想され、2005年の上半期にCCTVとNHKで放送を始める。

                     「人民網日本語版」 2004年6月28日