「環渤海地域協力枠組み合意」が締結


 河北省廊坊市で26日、国家発展改革委員会、商務部、および北京市・天津市・河北省・山西省・内蒙古自治区・山東省・遼寧省の7地方政府の指導者による会議が招集され、「環渤海地域協力枠組み合意」が締結された。

 今年5月に同7地方政府の指導者は「北京共通認識」に合意し、「環渤海協力体制」を正式に立ち上げ、河北省廊坊市に作業チームを常設することを決定していた。

 今会議では、環渤海協力体制の3レベルの構造が定められた。第1レベルは、各地方政府のトップが同体制の議長を順に務め、年に1度合同会議を招集する制度の確立で、ここで地域協力の重要事項が検討、決定される。第2、3レベルは、各地方政府の副秘書長級、および各部門間の調整体制の確立である。

 今年度の主要事業の調整も行われ、来年春には「第1回環渤海ビジネスフェスティバル」が同市で開催される予定だ。

                        「人民網日本語版」 2004年6月28日