年初以来、中国企業の海外進出が加速している。海外投資や対外請負工事、対外労務協力いずれも昨年同期に比べると大幅増となった。

　商務部が１〜５月までに海外進出を認可、あるいは申請を受理した金融を除く企業数は、前年同期比で65.56％多い250社、中国側の契約投資額は同40.62％増の７億6700万ドルにのぼった。

　５月末までの累計を見ると、企業総数は7720社、契約投資総額は121億9600万ドルに達した。うち加工貿易関連企業は523社で、同13億6600万ドル。

　対外請負工事では、１〜５月の営業額は前年同期に比べ16.7％増えて46億3000万ドルにのぼった。新規契約額は同22.3％増の83億2000万ドル。５月末までの累計営業総額は1012億ドル、契約総額は1408億ドルに達した。

　対外労務協力では、１〜５月の営業額は12億6000万ドルとなり、前年同期より3.2％増加した。新規契約額は13億500万ドルで、同29.8％の増。５月末現在、累計営業総額は283億3000万ドル、契約総額は340億ドルに達した。派遣労働者数は累計303万3000人にのぼる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｢チャイナネット｣　2004/07/01