少数民族地区、経済が良好なテンポで成長


 中国国家民族事務委員会が5日明らかにしたところによりますと、近年来、中国の少数民族地区の経済は良好なテンポで成長しています。2003年、チベット自治区、新疆ウィグル自治区など5つの少数民族自治区のGDP・国内総生産が7000億元を超え、前年比10%以上の増加となっています。

 関係筋によりますと、中国政府は資金投入、税収の減免、融資利子の引き下げなど多くの措置を講じ、少数民族地区の経済発展をサポートしてきました。数十年来、中央政府の少数民族地区への投資はすでに1兆元を超えています。これらの措置により、少数民族地区のインフラ整備は絶えず強化され、人々の生活レベルも大幅に向上しました。

 中国では漢族のほか、55の少数民族があり、区域自治を実行している少数民族の人口は少数民族総人口の75%に達しているとのことです。

                           CRI 2004/07/06