澳門市民の9割が「一国二制度」に自信


 最新の調査で、澳門(マカオ)市民の9割近くが澳門における「一国二制度」の実施に自信を持っていることが分かった。アンケート回答者の約8割が、澳門は高度な自治を行うことができると考えている。

 アンケートは、澳門大学澳門研究センターが無作為に抽出した人への電話調査の形で行われ、16歳以上の住民計810人から回答が得られた。回答者の90%近くが、澳門における「一国二制度」の実施に自信を示したものの、一部の基本的な概念に対する認識はまだ不足していることが分かった。同時に、回答者の9割近くが、「中国の公民であることを光栄に思う」と答えた。

 澳門大学澳門研究センターの楊允中主任代理はこれについて、行政特別区政府が「一国二制度」と基本法に関する広報をさらに強化するべきだと提言している。

                        「人民網日本語版」2004年7月8日