在日中国大使館で中日記者派遣40周年を祝う


 東京の在日中国大使館は8日夜、中日両国記者相互派遣40周年を祝うパーティーを盛大に開いた。

 日本の各主要メディア関係者、かつて中国に駐在したことのある記者、日本に駐在している中国メディアの記者など200人以上が出席した。中国の武大偉駐日大使と日本外務省の高島肇久報道官がそれぞれ祝辞を述べた。

 武大使は「中国政府を代表して、中国および中日関係の長期にわたる客観的な報道に尽力されてきた報道各界の友人たちに感謝を申し上げます。中日両国が記者を相互派遣してきたこの40年間は、中日関係が曲折を経ながらも絶えず発展してきた40年間でした。両国がそれぞれ派遣した駐在記者は駐在する国の情報を伝え、中日両国人民の相互理解を増進させ、両国関係を絶えず前向きな発展へ推進するため積極的な役割を果たしてきました。報道界の友人たちが中日関係の健全な発展にさらなる努力をされることを希望します」とあいさつした。

 中日両国は1964年4月、常駐記者交換の合意に達し「中日常駐記者交換に関する覚書」に調印、同年6月から常駐記者を相互派遣することを決めた。この40年間、日本が中国へ派遣した記者は累計で1000回以上、延べ420人以上に達し、中国が日本へ派遣した記者は200回以上、延べ120人以上に上る。現在、日本の中国駐在記者(香港・澳門=マカオ・台湾地域を除く)は82人、中国の日本駐在記者は40人近くいる。

                          「人民網日本語版」 2004年7月12日