東北地方旧工業基地、韓国中小企業が投資に興味


 東北地方旧工業基地の振興の加速を目指す中国政府の政策により、多くの韓国中小企業が中国東北地方への投資に大きな興味を示している。

 吉林省の長春市では10〜12日、「中韓経済貿易交渉会および優良商品博覧会」が開かれ、韓国中小企業100社以上が参加した。企業は自社の優良製品やプロジェクトを携え、現地企業との提携や発展を求めて長春を訪れた。

 韓国京畿道安陽市の徳永工程機械株式会社の朴永桓理事は、「東北地方は非常に特殊で潜在力のある土地だと感じる。中国東北地方の市場は広く、労働力は廉価だ。中韓両国はゆったりとした自由な投資環境の中で、中国政府のサポートを受け、共に発展できると信じている。東北地方への投資に自信がある」と話した。

 韓国中小企業の責任者の一部は、中国政府が東北旧工業基地の調整と改造の加速に関する政策を提起したことで東北地方に多くのビジネスチャンスが生まれることを認めながらも、東北地方の投資環境と政策への理解不足を理由に様子見の姿勢を示し、中国政府が東北旧工業基地への企業誘致をさらに強化し、投資家のために適切に便宜を図るよう望んでいる。

                        「人民網日本語版」 2004年7月13日