わが国の石油製品消費、3億d突破へ


 石油化学情報筋によると、今年のわが国の石油製品消費は3億dを突破し、3万800万dに達する見込みである。全国の原油加工量は2億7000万dと見込まれる。ディーゼル油は依然として供給問題の焦点で、需要量はガソリンの2倍以上となり、輸入が引き続き増加し、石油の年間純輸入量は1億2000万dとなる。そのうち、発電などの需要が旺盛であるため、今年と来年の2年間、燃料油の輸入は引き続き伸びを保ち、2004年の消費量は4850万dと見込まれている。ディーゼル消費は9550万dで、輸入はさらに増えるだろう。国内の需要が旺盛であるため、2004年のディーゼル油輸出は大幅に減少するばかりか、再び純輸入国となる可能性がある。マイカーの普及で自動車の保有台数も増加し、燃料としてのガソリンの消費需要も急増し、2004年のガソリン消費は4500万dと予測されている。

                            「チャイナネット」 2004/07/15