黒竜江省、糧食作付面積過去五年最高を記録


 今年、国と地方は相前後して一連の農業発展、糧食主産地支援に関する重大な政策措置を打ち出し、生産地農民の生産に対する積極性を引き出した。黒竜江省の農村では、今年春季の作付け準備期に新たな土地請負ブーム、科学技術育成訓練ブーム、優良品種利用ブーム、農機具購入ブームが出現し、今春だけで各種トラクターが昨年同期比84%増に相当する2.6万台が新たに増加した。

 黒龍江省農業委員会が取りまとめた数字データでは、今年の全省総作付面積は昨年比167万ムー増の1.43億ムーに達している。うち、穀物、豆類、イモ類の作付面積は1.2億ムーで、大豆、コーン、水稲、小麦など四大主要糧食作物の作付面積は程度の差こそあれそれぞれ増加している。

 初期統計によれば、今年の黒竜江省農業標準化実施面積は昨年比2100万ムー増の8100万ムーを突破し、近年の最高レベルを記録した。農作物優良品種普及率は昨年比5%増の90%に達している。緑色食品作付面積は昨年比190万ムー増、無公害食品作付面積は昨年比1000万ムー増でそれぞれ2000万ムーに達している。

 計画に基づけば、深刻な自然災害さえなければ、今年の糧食生産量は280億kgに達する見込みであるが、できうる限り3000万dの大台を達成し、国に対する1900万dの糧食提供を目指している。

                         「チャイナネット」 2004/07/16