中国の出境者数、日本を抜きアジアトップに


 開催中の2004年全国観光旅行作業座談会で明らかにされた三大観光市場――入境観光市場・国内観光市場・出境観光市場の状況によると、入境観光が予想を上回る順調さで総合的に回復し、国内観光の基本的な地位がさらに固まったほか、出境観光が力強い成長を遂げて市場回復のけん引役になっている。昨年の出境者数は2020万人に達し、初めて日本を抜いてアジアトップに躍り出た。

 1〜6月期の入境観光客数は累計5143万人に達し、前年同期比24.3%、02年同期比9.8%、それぞれ増加した。

 1〜6月期、中国公民の出境者数は累計1333万人に上った。うち私的な目的での出境者数は1057万人で、前年同期比87%、02年同期比136%の増加だった。

                        「人民網日本語版」 2004年7月22日