中国労農赤軍長征70周年を記念するため、中国は今年の下半期に、「旧革命根拠地へのツアー」という観光商品を重点的に売り出すことになっている。
中国観光局の何光い局長によると、国家観光局は今後5年間に、10カ所の「旧革命根拠地観光基地」、20カ所の「旧革命根拠地の町」、100カ所の「旧革命根拠地の名所」を整備し、旧革命根拠地観光のシステムを構築していくことになった。今年の下半期には、「二万五千華里長征のコースを辿る」、「かつての戦場をしのぶ」、「旧革命根拠地の町への観光」、「革命指導者の故郷めぐり」などの観光商品を売り出すことになっている。
かつての革命根拠地の観光の促進は、観光業の振興策だけにとどまらず、民族文化をさらに発揚し、民族精神を奮い立たせる重要な手段ともなっている。この観光の展開は、かつての革命根拠地の経済の発展や人々の生活レベルの向上にも大きな役割を果たすことになると見られている。
「チャイナネット」 2004年7月22日
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