中国、香港問題に対する
英政府のむやみな批評に強い不満を表明


 中国外務省の孔泉スポークスマンは22日北京で、「香港問題に対するイギリス政府のむやみな批評に中国は強い不満を覚え、これに強く反対する」と述べました。

 報道によりますと、イギリス政府はこのほど、香港問題に関する報告を議会に提出しましたが、この報告の内容について孔泉スポークスマンは、「香港の祖国返還以来、"一国二制度"、"香港人による香港管理"と高度な自治の方針は、香港で全面的に実施され、香港市民の諸権利と自由の享有は十分に保障され、香港特別行政区の民主制度は基本法に基づき、漸進的に発展している。また中国全人代常務委員会が、基本法の付属文書の関連規定に対し解釈を行ったこと、及び香港の2007年の行政長官と2008年の立法議会の選出法について関連規定を設けたことは、法に基づく正当な職権行使であり、香港の民衆の根本的利益に符合するもので、"香港の高度の自治を損なう"という問題はまったく存在しない」と強調しました。

                                CRI  2004/07/23