西部地区の児童入学率、97.9%に

 
 西蔵(チベット)自治区ラサ市で開かれている西蔵および貧困地区の教育発展に関する研究討論会で、中国西部地区の学齢児童の入学率は97.9%に達し、全国平均との差はわずか0.1ポイントであることがわかった。中国では近年、西部地区への教育資金投入に力を入れている。国家の2期にわたる貧困地区での義務教育事業では西部地区に計65億元が投資され、資金総額の73.1%を占めた。辺境地区での小中学校建設事業もスタートし、計43億元が農村の学校建設に当てられ、大部分は西部地区に投入される。

                  「人民網日本語版」 2004年7月26日