中国経済 今年下半期、平穏な成長でややスピードダウン


 中国社会科学院経済研究所の韓孟研究員はこのほど北京で、中国国際放送局の記者のインタビューに答えた際、「今年下半期、中国の経済は平穏な発展になり、全般的に落ち着きを呈しており、この1年のGDP(国内総生産)の成長率は9%前後となるだろう」と予測した。

 韓孟研究員は、「今年上半期、供給の増加が比較的速かったことから、需要増加のスピードが遅くなり、市場の需給関係のアンバランスが改善されつつある。そのほか、貨幣供給と投資増加のスピードダウンが経済成長と物価に及ぼす影響は、今年下半期に出てくることになり、経済成長と物価上昇の勢いが落ち着くようになる」と述べた。

                                 「CRI」より 2004年7月30日