中国初の伝染病防止専用基金が設立される


 中国で初めての伝染病防止に用いる専用基金である「中国社会活動協会伝染病防止基金」が、29日北京で設立された。 この基金は中国社会活動協会が設けたもので、全国範囲内での伝染病防止におけるボランティアの育成、伝染病防止研究への支援、突発状況の下での伝染病防止のための資金と物資の備蓄などに用いられることになっており、開放式かつ非営利の基金でもある。 中国衛生部の王隆徳副部長は、その設立式典で、「伝染病防止は社会全体の参加と支持を必要とし、この基金の設立は中国の伝染病防止事業の発展を促すに違いない」と述べた上、衛生部はこの基金の運営に必要な協力を提供していくと表明した。

                             CRIより 2004年7月30日