中国、水深3500メートの水中ロボットの研究開発に成功
新華社通信によると、上海の東海港に停泊している万トン級の船「大洋一号」では、水深3500メートルの海底で作業する水中ロボットのテスト操作が行われ、成功を収めた。この水中ロボットは、空気中では重さが3トンを超え、長さは3メートルで、高さは1.8メートルに達している。水中で航行する時は、自由自在に前進、後退と横への移動ができるだけでなく、上下の運動と多種な体勢の調節もでき、30分以内で、水深3500メートルまでもぐり、作業することができる。現在、中国では、これは潜る深さが最も深く、機能が最も強い無人リモートセンシングロボットです。関係筋によると、このロボットは主として深海生物の遺伝子及び極端な環境におかれる微生物の研究と、人類起源の秘密を探索することに使われ、同時に、様々な水中作業をも行う。その技術保有量が高いため、世界のこの分野の専門家の注目を引いている。
CRIより 2004年7月30日