胡錦濤国家主席、「中国経済の持続的、
協和の取れた健全なる発展の実現を目指す」と強調


 中国の胡錦濤国家主席はこのほど、上海で視察した際、各地各部門が科学的発展観を確立して、経済の持続的で、速やかかつ協和のとれた健全な発展を実現する必要があると強調した。

 胡錦濤国家主席はその際、「現在、中国の経済情勢は全体的には良好な状況にある。実践が証明したように、中央政府のマクロ調整政策は積極的で、効果が発揮した。マクロ調整を強化、改善する中で、各地は推奨すべき分野と規制すべき分野を区別して扱うという原則を貫徹し、経済運営における不安定、不健全な要素を断固として抑制しなければならない。経済発展の着眼点は構造調整、改革深化、成長方式の転換にある」と強調した。胡錦濤国家主席はまた、中国の特色ある社会主義を建設する歴史的プロセスの中で、上海がその先端を歩むよう期待した。

                          「CRI」より 2004年7月30日