香港特別行政区政府のスポークスマン、政治制度発展の
討議が香港基本法の精神を理解する必要があると表明


 香港特別行政区政府のスポークスマンは、1日、「政治制度発展の討議、行政長官及び立法会の選出方法についての討議を含んでも、香港基本法の精神を的確に理解する必要がある」と述べた。

 このスポークスマンは、その際、「中国全国人民代表大会常務委員会は基本法を解説する権限があり、この権限の行使は憲法及び関連法律と一致しており、香港の高度の自治と法治に影響しない」と述べ、また、「基本法に基づき、香港は一方的にその政治体制の変更を決める権限を持っていない」と語った。

 このスポークスマンは、また、「香港特別行政区政府は、政治制度発展の面における立場を一貫して明確にしており、つまり、香港が基本法の定めた段階的な原則及び香港の実際の状況に基づき、行政長官と立法会が選挙で選ばれるという最終的目標を実現させることである」と述べた。

                            「CRI」より 2004/08/01