中国ASEAN協会が北京で成立


 中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の協会が3日北京で正式に成立し、中国全人代常務委員会の顧秀蓮副委員長とASEAN各国の中国駐在使節がこの協会の成立大会に出席した。

 去年の10月、中国の温家宝総理は、中国とASEANとの第七回指導者会議に出席した際、「中国とASEANとのより全面的で、実務的な協力を展開するため、中国に中国ASEAN協会を設置させる」と表明したが、各側の努力を経て3日に協会の成立に至ったものである。

 なお、中国とASEANは、20世紀の90年代から正式な接触を始め、双方の関係は絶えず発展し、中国は去年「東南アジア友好協力条約」に加盟し、ASEANとの"平和と繁栄に向けた戦略的パートナシップ"の構築を宣言している。また、中国とASEANは互いに重要な貿易パートナーとなっており、去年の双方の貿易額は780億ドル以上となっている。

                                「CRI」より2004/08/04