中国の人口は約16億に接近してこそ、
初めてゼロの伸びが可能に


 中国国家人口・計画出産委員会の張維慶主任はこのほど、「今後の20年間に、中国の人口総数は毎年1000万人の純増が続く見通し。約16億に接近してこそ、初めてゼロの伸びが可能となる」と語った。同氏によると、「1.8の出産率の総和を元に計算すれば、2034年までの総人口は14.86億に達し、ゼロの伸びとなる可能性があるが、いくつかの複雑かつ変化する要素を参考として、2.0の出産率の総和で計算すると、21世紀半ばの2043年までに、総人口は15.57億に達するものと見られる。つまり、総人口は今より約三億増えて、16億に近づいてこそ、初めてゼロの伸びが可能となる。

           「チャイナネット」 2004/08/10