中国、安定した通貨政策を引き続き実施、改善へ


 中国の中央銀行、中国人民銀行は9日、第2四半期の通貨政策の執行状況の報告を発表し、「今年下半期、中国は安定した通貨政策を引き続き実施し、経済と金融の運行の変化に基づいて適宜改善を図っていく」と述べている。

 この報告はまた「現在、中国のマクロ調整は重要な時期にあり、その成果は初歩的で、階段的なもので、基盤がまだしっかりしていない。中央銀行は、経済と金融情勢の変化と発展を注意深く観察し、通貨政策を確実に実施し、通貨貸付の増加を合理的にコントロールし、科学的、効果的金融調整を進められるよう、その質的向上を図る」と述べている。

 今年に入って以来、中国の中央銀行は安定した通貨政策を実施している。現在、通貨貸付が次第に抑制され、人民元の為替レートが安定し、金融は平穏に運行され、そのマクロ調整の成果が現れ始めている。

             CRI 2004年8月11日