チベットに、最初の自治区クラスの近代的刑務所を


 チベット自治区刑務所は受刑者に対し、自力による更生をこの上なく重視している。学校、図書室が設けられると同時に教育係も配置され、受刑者に対し教養・知識の学習、職業技術のを講習・訓練を行い、さらには社会意識の教育を行い、毎年受刑者にたいする教育の時間は500時間を超えている。刑期を満了して釈放されるときは大多数の受刑者は1つか2つの専門技術を身につけることになっている。

 1997年以来、チベット自治区刑務所は6000万元余りの資金を投入し、受刑者の生活環境の改善及び教養・知識学習などの条件の改善を行っており、刑務所全体が様変わりした。チベット自治区刑務所は、近代的・文明的な刑務所に築き上げることを目指し、いろいろな面で努力し、審査では50に及ぶ項目で中国司法部「近代的・文明的刑務所評価細則」の条件をクリアしており、8月5日に、チベット自治区司法庁に「チベット自治区近代的・文明的刑務所」の称号を授与された。チベット自治区刑務所は区都ラサ市の北はずれのザチ村に位置し、1960年に建てられたもの。

          「チャイナネット」 2004年8月13日