中日韓でアニメ映画を共同制作へ 「金玉鳳凰」


 中国・日本・韓国の3国が3億円を共同投資するアニメーション映画「金玉鳳凰」プロジェクトが正式に調印され、このほど、シナリオ製作の段階に入った。同映画はアジアの三大アニメ大国それぞれの得意分野を結集する初めての映画。市場の共有も見込まれる。
 
 ストーリーは中国の蔵族(チベット族)の民話を元に構成する。監督には、かつてアニメ「名探偵コナン」の劇場版を手掛けた日本人監督を起用。韓国と中国はそれぞれの得意技術を生かして製作を担当する。中国側による具体的作業は上海美術電影制作廠が担当する。

 現在、3国の製作スタッフがシナリオの作成と修正を行っている。映画は2006年の年末年始に中日韓で同時上映される予定だ。

        「人民網日本語版」2004年8月13日