中国都市部の汚水処理率が42%に


 中国建設省が15日、明らかにしたところによりますと、中国都市部の汚水処理率が42%に達したとのことです。

 建設省の関係者は、20世紀の末から、中国は積極的な財政政策を実施し、都市部の汚水処理施設の建設を、環境の基盤施設整備の重点として、資金投入を拡大したため、汚水処理場の建設が速められています。また、汚水処理の料金徴収制度が、次第に確立され、徴収率は絶えず高められています。多くの都市では、汚水処理の経営許可制度が実施され、その産業化と市場化が促されています。

 なお、大まかな統計によりますと、ここ3年間に新しく建てられた都市部の汚水処理場の規模は、これまでの50数年の汚水処理場建設の規模に当るものだということです。

                                CRI 2004/08/16