中国チーム、金メダルゼロの一日


 8月17日はアテネ五輪の開幕後四日目で、11の金メダルの行方が決まり、総数では開会以来、最も少ない一日であった。中国チームにとっては初めて金メダルゼロの日となった。

 フェンシング女子サーブル決勝戦で、譚雪選手はアメリカ選手に敗れ、銀メダルに甘んじた。男子エペ決勝戦では王磊選手はベストを尽したが、結局スイスの著名選手にはかなわず、2位となった。男子エペは銀メダルではあったが中国チームにとっては、歴史的な突破であった。
男子クレー射撃決勝で、王正選手は予想外の好成績で、銅メダルを手にした。もう一人の胡斌淵選手は4位となった。アラブ首長国連邦とインドの選手がそれぞれ金メダルと銀メダルを獲得した。

 バドミントンの鮑春来選手は0対2で韓国選手に敗れ、8強入りは果たせなかった。

 体操女子団体は実力と安定感ではルーマニアとロシアにおとり、段違い平行棒で大きなミスがあったため、結局7位となった。

                          「チャイナネット」 2004/08/18