国務院三峡建設委員会移住者再配置司の趙耕田司長によると、山東省が三峡地区からの最後の移住者の配置を終えるとともに、三峡ダム地区のこのプロジェクトの作業は幕を閉じることになった。
406人の移住者を乗せた特別列車が山東省省都の済南の駅に到着した時、趙耕田司長、山東省発展改革委員会の倪永康主任、済南市民政局、移住者再配置地区の責任者たちが移住者たちに歓迎の意を表した。
第二波の移住プロジェクトを完成させるため、関係部門と移住先の地方政府は充分準備を整った。各村の移住者に提供される家屋は統一の基準のもので、第一波の移住者と同じレベルの生活用品を供与したと済南市民政局の責任者は語った。
市人民政府が「移住者をより一層重視、より一層大事に、移民をちゃんと落ち着かせ、豊かになるようにすること」を各県、各区に要求した。移住先の幹部と先に裕福になった有能な農民たちによって結成された扶助グループが移住者の日常生活と農業生産を手伝い、区と鎮の技術者を斡旋し、移住者たちに生産技術と経験を伝授することに努めている。
「チャイナネット」 2004/08/20
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