世界最大の「トンネル/橋一体」工事で
上海の浦東を崇明島に結ぶ


 このほど、国家発展・改革委員会からの文書が上海の関係部門に届いた。同文書によると、国務院はすでに「上海―崇明島間の長江にまたがるルート工事のフィージビリティー・スタディー報告」を正式に批准した。

 上海―崇明島間にまたがるルートは浦東の「5号溝」から、上海郊外の環状線に繋がり、長江の「南港」水域と長興島を経由して、長江の「北港」水域を通過、崇明島に至るもので、全長は25.5キロメートル。工事は「南はトンネル・北は橋」の案を採用、つまり、9キロはトンネルの形で南港水域を通過、10キロは橋の形で北港水域を通過、約6.5キロの長興島の陸上道路によってトンネルと橋を結び付ける計画なのだ。工事全体から見れば、「5号溝」、長興島と陳家鎮という三カ所で、互いに通じあう立体交差点が設置される予定。

 上海の浦東と崇明島を結ぶこのプロジェクトは世界最大の「トンネル/橋一体」工事である。

                             「チャイナネット」 2004/08/20