ユネスコ・国連教育科学文化機関、ボアオアジアフォーラムなどの機構が主催する2004年度アジア教育フォーラムが23日北京で開催され、十幾つの国の教育担当と人材資源担当の閣僚がこれに出席した。

　このフォーラムはフィリピンのラモス元大統領ら7人のアジア太平洋地区の政界指導者らが開催を発起したもので、ラモス元大統領はこのフォーラムの開幕式で挨拶し、教育の持つ重要な戦略的意義を強調した上で、「このフォーラムの開催は、疎通と交流を強め、若い一代により多くの知識と技能をマスターさせ、競争がもたらすチャレンジに対応させることにある」と述べた。

　尚、開幕式では、アジア留学生基金が成立を宣言し、中国の一部企業と大学なども50名のアジア各国学生の中国留学に寄付金を提供すると表明している。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＣＲＩより　2004年8月25日