資生堂傘下の化粧品ブランドIPSA、中国初上陸


 日本の化粧品メーカー、資生堂グループが24日に北京で明らかにしたところ、同社傘下の有名ブランド「IPSA(イプサ)」の中国本土では初の専用販売カウンターが26日、北京・百盛購物中心(ショッピングセンター)にオープンする。IPSAは資生堂グループの中国本土における4つ目のブランドとなった。

 同社によると、普通の化粧品の販売方法と違うのは、資生堂の専任ビューティーアドバイザーが消費者を診断して相談に乗り、IPSAのメイクアップテストによって個人に適した処方を提供することだという。北京資生堂麗源化粧品有限公司IPSA担当の弘永泰子さんによると、資生堂グループは2年前からIPSAの中国本土での販売を検討していたが、さまざまな事情で、今ようやく実現できることになったという。同社が今回、中国本土でIPSAを販売するにあたって寄与したのは、同社の中国専用ブランド「オプレ」の国内80余都市にある350以上の販売ネットワークだったという。

                         「人民網日本語版」 2004年8月26日