外交部、外国記者のチベット取材を企画、実施


 中国外交部の外国記者プレスセンターはこのほど北京と上海の外国記者のチベット自治区区都ラサ市とニンチへの取材を企画、実施した。

 アメリカ、イギリス、ドイツ、スペイン、日本、韓国など9カ国22社から32名の記者がチベットの政治、経済、民族、宗教、歴史文物保護、鉄道建設および一般人びとの生活について取材した。
チベット自治区の武継烈副主席はラサ市で記者会見し、チベット経済の発展、人びとの生活、漢民族とチベット族の人口比率、他省からの支援を受けている状況などについて質問に答え、ラサ市の副市長、自治区発展改革委員会副主任、ポタラ宮管理責任者もそれぞれ記者の質問に答えた。

 記者たちは青海省とチベット自治区を結びつける青蔵鉄道のラサ川大橋建設工事現場で、鉄道敷設状況についてラサ指揮部の責任者を取材した。外国の記者たちはまたポタラ宮、チョカン寺、レプン寺の仏像展観式、セラ寺の僧侶たちの経典学習、雪頓祭(ヨーグルトを飲む祝日)の開幕式、チベット劇の公演を観賞し、チベット登山学校、ラサ市の繁華街などの名所をも訪れた。
ニンチでは記者たちは政府関係者を取材し、チベット医薬製薬工場、広東省と福建省の援助プロジェクトを見学し、チベット族の家庭を訪問した。

 記者たちはみなチベットの発展をこの目で見る機会に恵まれて喜んでいた。

                        「チャイナネット」 2004/08/26