曽培炎副総理はこのほど、「大型石炭基地の建設を加速し、いくつかの産出量が億トン級の中堅企業を作り上げ、経済と社会の発展に有力なエネルギー的保障を提供していくべきだ」と強調した。

　これは曽培炎副総理が北部内蒙古自治区のパオトウ市で開かれたある座談会の席で述べたもので、曽培炎副総理はその際、「石炭は中国にとっては基盤的なエネルギーで、生産における潜在力を掘り起こすと同時に、大型の石炭基地の建設をも加速しなくてはならない。これは石炭の供給不足という状態を緩和させる上での根本的措置であり、国のエネルギーの安全を維持する戦略的措置でもある。当面、また今後一時期は、石炭の開発配置と結びつけ、資源条件のよい、発展での潜在力を持つ鉱山区を選び、市場メカニズムを主とし、政府からの財政的支持を補いとして、総合的な措置を講じ、いくつかの億トン級の石炭中堅企業をいち早く作り上げていかなければならない」と語っている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[CRI]より　2004年8月30日