中国の薄熙来・商務部部長は30日、天津で開かれたシンポジウムで「中国北部の環渤海区域には開放的な活力及び発展の実力と協力の潜在力があり、中日韓の間の経済協力の新たな拠点となるに違いない」との考えを示しました。
薄熙来・商務部部長は「中国の環渤海区域は海を隔てて、日本や韓国と向かい合っており、東北アジア経済圏の中心に位置し、ユーラシア大陸ブリッジ東部の主な起点である。同時にそれは東北旧工業地域や華北、華中の3大経済地域と繋がっている。中国はWTO・世界貿易機関に加盟した後、中央政府は東北旧工業地域を支持し、環渤海区域の経済発展に大きな原動力を注いでいる。環渤海区域、日本、韓国は資金や技術、自然資源、人的資源、市場容量、総合経済力などの面でそれぞれ優勢を持ち、補完性が強く、それにより新たな協力を行うために強固な基礎を築くことができる」と述べました。
CRI 2004/08/31
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