出版物卸売市場、香港・澳門・台湾企業に優先開放


 中国国家出版総署の柳斌傑副署長は31日、「2004北京国際出版フォーラム」に出席し、中国大陸部の出版物卸売市場への参入を、香港・澳門(マカオ)・台湾企業に、今年後半から優先的に認可することを明らかにした。

 中国は世界貿易機関(WTO)加盟時の合意により、加盟後2年以内に出版物小売業を、2004年末に出版物卸売業を開放し、2006年末までには流通市場の全面的な開放を実現して、国際市場と完全に一体化しなければならない。これまで小売市場への参入を認可された外資系企業の大部分は、香港・澳門・台湾企業。

                         「人民網日本語版」 2004年9月1日