空港建設費、航空券購入時に納入 1日からスタート


 中国民用航空総局は1日から、空港管理建設費の徴収方法を変更する。これまで中国大陸部の空港からの出発便の利用者は、国内線・国際線いずれも出発ロビーで建設費を支払わなければならなかったが、今後は航空券購入時に建設費が上乗せされるようになる。

 関係者によると、徴収方法は変更するが、建設費の徴収対象や金額には変更はない。大陸部の出発便を利用する旅客は、すべて建設費を納入する。金額は、国内線は1人50元、国際線と香港・澳門(マカオ)線は1人90元を納める。「キャラバン」、「Donier328」、「ATR-72」、「CRJ-200」、「ERJ145」、「新舟60」、「衝8-400」などの小型機を利用する国内コミューター線の場合は1人当たり10元とする。12歳以下の納入は免除される。

 関係者は今回の徴収方法の改革の主目的について、「旅客の搭乗を利便化し、空港の運営効率を高めるため」としている。

          「人民網日本語版」2004年9月2日