温家宝総理はこのほど北京で、「発展途上国に対する経済外交の大切さを十分認識し、それをレベルアップさせなければならない」と強調した。
これは、温家宝総理が全国対発展途上国経済外交活動会議で述べたもので、「発展途上国との協力強化は、中国の外交活動の重要な立脚点である。中国は最大の発展途上国であり、発展途上国との往来では、国の大小を問わず一律に平等であるとの原則を貫き、互いに尊重し合い、平等に付き合わなければならない。経済交流と協力を行う場合、互恵互利と共同発展という精神を堅持すべきだ」と強調した。
温家宝総理はまた「今後、発展途上国の人々の暮らしに密接に関わる援助プロジェクトを優先的に実施し、発展途上国に緊急に必要とされる災害の救援や、医療チームの派遣、人材養成の拡大などに力をいれ、より多くの企業が発展途上国に投資することを促していかなければならない」と述べた。
「CRI」より 2004/09/03
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