瀋陽市、2006年世界園芸博覧会の招致に成功


 9月2日、ベルギーで開かれていた世界園芸者協会第56回大会で、中国の瀋陽市が2006年の世界園芸博覧会の開催地として決まった。

 世界園芸博覧会は国際園芸・植物栽培業界組織が発起した世界的にも著名な盛会で、その国際的な影響力の大きさ、総合的なメリットを獲得する可能性から、世界各国の注目の的となっている。瀋陽市の誘致作業の成功は、生態型の都市の建設、工業化と園芸化を融合した都市発展のモデルの模索などの面で大きな役割を果たすことになろうと見られている。

 同博覧会は、敷地面積は1平方キロメートルで、2000種類の植物がある瀋陽市植物園で開かれることになっており、博覧会の招致成功を受け、この植物園の敷地面積は5平方キロメートルまで拡大することとなっている。

 2日、瀋陽植物園において、熱帯雨林景観園の定礎式が行われた。これは世界園芸博覧会の開催施設で、2億元の資金が投下され、2006年4月に完工の見通しである。

                            「チャイナネット」 2004年9月6日